科目名  情報処理III 受講者  全学共通・選択科目・1回生後期      (特に技術造形学生は、専門科目においてこの受講を前提とするので      受講を強く推奨する) 担当教員 長嶋洋一 <テーマ> 高度なコンテンツを実現するための情報処理的な背景を理解する <授業の目的・方法> インターネット時代のリテラシ教育の一環として、ホームページによる 情報発信のための基本と応用について体験的に理解する。HTMLの理解と JavaやShockwave等のマルチメディア・コンテンツの活用手法を体験的に 学ぶ。あわせて、HTMLのベースともなった文書処理系LaTeXを理解し、 ワープロにない表現能力とドキュメント作成の本質を体得する。 <授業計画> 適宜、世界の情勢に対応して寄り道する ( 1 )ドキュメントとマルチメディア ( 2 )HTMLとホームページの基礎 ( 3 )アニメーションとインタラクティブ機構 ( 4 )Javaの導入と活用 ( 5 )Shockwave、ムービー、ストリーム ( 6 )インターネットセキュリティとプライバシー ( 7 )文書処理系LaTeX ( 8 )サウンドとスピーチの処理 ( 9 )プラットフォーム移動とデータの変換 (10)補遺とまとめ <評価方法> ・試験は行わない。(^_^) ・平常の出席点を重視する。出席不足者を救済するための課題や  レポート等は出さない。従って、出席の不足している者が単位を  取ることは不可能である。出席不足により単位取得に到達し得ない者は  途中で掲示する。それ以降は邪魔になるのでなるべく出席しないこと。   ・単位取得に到達している者の評価点に加味する意味での課題や  小レポートは出る場合がある。旬のネタがあれば、ということ  なので、まだ未定。 ・簡単なホームページ制作演習の課題の評価に加えて、個人的に制作・公開  しているホームページがあれば、わずかに評価の参考とする。 <その他(テキスト、参考書、注意事項等)> ・参考書「コンピュータサウンドの世界」(長嶋洋一著・CQ出版)  教科書として強制しないが、この本を読んでいることを前提に話をする  ので、入手するなり図書館蔵書(図書館購入分に加えて2冊、寄贈済)を  読んでおくこと。理解できなくても目を通すことが大切。 ・資料等は一部配布するが、基本的には必要な資料等はWebに置く。  Web資料は常に更新されているので、MOやCD-Rなどのメディアに  固定しないこと。古い資料を使ったことによる弊害は本人の責任で  ある。Web資料は常に必要な時に最新のものを参照すること。 ・講議のある情報演習室に私物のパソコン等を持ち込むことは禁止。 ・情報リテラシ教育の一環としてのローカルール(別掲)を厳守すること。  なお、当然ながら携帯やPHS等でメイルを読むだけでなく、メイルの  確認やメイルを送るための操作等も禁止。やむをえず持ち込んでしまった  携帯電子機器の電源は必ず切っておくこと。 ・講議中のメイル・掲示板・チャット等の利用や、講議で指示されたページ  以外の無関係ページへの私的アクセス、あるいは講議に関係ないソフトの  「内職」使用などは、教卓の管理システムで常時モニタされているので、  発覚した時点で即刻、情報演習室から退出とする。これにより当該日は  欠席扱い(出席点ゼロ)、課題も聞けなくなるので注意。このイエロー  カードが2枚になれば、レッドカード(失格=不可)とする。 ・定員を越えた場合には抽選を行う。抽選に漏れた希望者は来年以降に  応募すること。