JavaScriptについて

「情報処理III」では、JavaScriptについては、基本的に、やりません。 これには理由があります。JavaScriptというのは、本格的なJava言語 でなく、簡単なスクリプトによりHTMLの機能を拡大する便利な機構 なのですが、そのメリットの副作用であるデメリットも大きいからです。

JavaScriptの実例については、千葉クン提供の このページ を見て下さい(ブラウザの「設定」の「詳細」のところで、「JavaScriptを 有効にする」としないと見えません)。 ソースを見れば一目瞭然、BODYタグよりも前にスクリプトとして定義 したものが、ページ内で呼び出されるものです。

もう一つのJavaScriptの実例については、IAMASのDSPSS2001 のエントリーにあった、 このページ を見て下さい。これはJavaScriptにより、マウスカーソルの部分の 表示が動的に変わり、リンクに飛んでいける例です。もちろん、 JavaScriptでなく、Javaでこのようなページを作ることは簡単です。

ところで、JavaScriptは、特にWindowsの環境では、Microsoft社のセキュリティ ポリシーによって、Windowsマシンで致命的なセキュリティホールに しばしば悪用されています。これはWindowsというOS自体が許可している 本質的なものなので、将来にわたって、Windowsパソコンでブラウザの 「設定」の「詳細」のところで、「JavaScriptを有効」にするというのは いわば自殺行為(何をされても文句を言えない)ということとほぼ同等です。 従って、私は当然ながら、Macを使っていても標準的には 「JavaScriptを無効にする」という設定ですし、Windowsを使う時には 絶対に「有効」にはしません。(^_^;)

従って、興味のある人は自己責任においてJavaScriptを活用し、身に付けて 下さい。ただし私のように、「JavaScriptを無効にする」という設定で アクセスする人も多いので、必ず、せっかく書いたHTMLページが、 「JavaScriptを無効にする」という設定でどのように見えるのか、 というチェックを心掛けましょう。