科目名  インタラクティブシステム論 担当教員 長嶋洋一 <テーマ>  人間と対話的にやりとりするインタラクティブなシステムについて理解する <授業の目的・方法>  インスタレーションやメディア・アートなど、人間とやりとりするメカニズム をもったシステムをデザインするための基礎について学ぶ。マンマシン・インター フェースとセンサ技術による入力系/出力系、ソフトウェア領域の要点である ヒューマンインターフェース、さらにハードウェアやメカトロニクスの領域に ついての理解を目指す。 <授業計画> (1)ガイダンス (2)システムと人間と外界 (3)インタラクティブ性とは (4)システムの入力:広義のセンサ (5)システムの出力:広義のディスプレイ (6)システムの内部処理とパターン認識 (7)マンマシン・インターフェース (8)モデリングと仮想現実感 (9)ヒューマンインターフェース (10)インスタレーションでの実例に学ぶ (11)メディア・アートの実例に学ぶ (12)マルチメディアとマルチモーダル (13)ゲームとインタラクティブ性 (14)インターネットとインタラクティブ性 (15)補遺とまとめ <評価方法> ・試験は行わない。(^_^) ・平常の出席点を重視し、課題を総合して評価する。 <その他(テキスト、参考書、注意事項等)> ・講義は、基本的には南棟4階東端の「マルチメディア室」において行う。  場所はあらかじめ掲示する。  場所を間違えれば確実に遅刻となるので掲示に注意すること。 ・マルチメディア室(SUAC唯一のMac部屋)では、コンピュータの使用  環境が特殊であり、十分に理解していないとトラブルを起こす可能性  があるので、マルチメディア室のコンピュータ操作に関する説明を  あらかじめ確認し、理解して活用すること。 ・テキスト「コンピュータサウンドの世界」(長嶋洋一著・CQ出版)  教科書として強制しないが、この本の全体を読んでいることを前提に  話をするので、入手するなり図書館蔵書(図書館購入分に加えて2冊、  寄贈済)を読んでおくこと。 ・参考書「コンピュータと音楽の世界」(長嶋/平賀/平田/橋本編・共立出版)  教科書として強制しないが、この本を一度は手に取って眺めたことを  前提に話をするので、入手するなり図書館蔵書を眺めておくこと。 ・資料等は一部配布するが、基本的には必要な資料等はWebに置く。  Web資料は常に更新されているので、MOやCD-Rなどのメディアに  固定しないこと。古い資料を使ったことによる弊害は本人の責任で  ある。Web資料は常に必要な時に最新のものを参照すること。 ・この講義はIT関連であり、その情報リテラシ教育の一環としての  長嶋講義ローカルール(携帯電子機器の電源OFF等)を厳守すること。