テーマ 「サウンド」を題材として、メディア・プログラミング環境"Max8"でのプログラミングを体得する 授業の目標 メディアコンテンツ・デザインの重要な柱の一つ「サウンド」を題材とし、直感的ビジュアル・プログラミング環境"Max8"を理解・活用することで、サウンド要素やグラフィック要素をインタラクティブに駆使するための「アルゴリズム」の基礎を身につける 授業の方法 授業は講義形式で行う。ただし、演習を行うこともある。 まずMax8とそのプログラム(パッチ)開発手法とアルゴリズムの考え方について解説し、その後は、(1)MIDI音源ベースでのプログラミング、(2)生サウンド・リアルタイム処理のプログラミング(MSP)、(3)DRAW系とおよびアニメーション系の基本的ライヴ・グラフィクスのプログラミング、(4)基本的なインタラクティブ要素、の4種類の基礎的なプログラミングを行う。 教材は長嶋Webに置かれたコンテンツを参照する。 予習は不要、毎週の出席は必須(毎週必ず新しい内容が出てくる)、復習は必須ではない。 毎週、必ず課題を出し、前週までの理解を基礎として新たな内容の演習を積み上げていく。 途中で「中間課題」を出すこともあるが、最終的な成績は最終課題で評価する。 4段階のステップを学ぶことで、最終課題では簡単な「サウンド/グラフィック/インタラクションの統合されたマルチメディア・ゲーム」のような作品を実現することができる。 授業計画 教材は長嶋Webに置かれたコンテンツを参照する。 予習は不要であり、毎週の講義(1限の朝09:00冒頭から「濃く」スタートするので、夜更かしで集中を欠いたり遅刻すると致命的に乗り遅れることに注意)できちんと学べば、復習は必須事項ではない。 毎週、必ず課題を出し、前週までの理解を基礎として新たな内容の演習を積み上げていく。 途中で「中間課題」を出すこともあるが、最終的な成績は最終課題で評価する。 (1)Max8とそのプログラム(パッチ)開発手法 (2)プログラミングとアルゴリズムの基礎 (3)MIDI音源ベースでのプログラミング 1 (4)MIDI音源ベースでのプログラミング 2 (5)MIDI音源ベースでのプログラミング 3 (6)MSPベースでのプログラミング 1 (7)MSPベースでのプログラミング 2 (8)MSPベースでのプログラミング 3 (9)GarageBandによるお手軽作曲 (10)ライヴ・グラフィクスのプログラミング 1 (11)ライヴ・グラフィクスのプログラミング 2 (12)ライヴ・グラフィクスのプログラミング 3 (13)基本的なインタラクティブ要素 (14)プログラミングTIPS・最終課題に向けて (15)最終課題の合評と補遺 評価の方法・基準 試験は行わない。 出席は単位付与のための前提条件(毎週の出席は必須)であるが、毎週必ず出席していたとしても、人間にはプログラミングの勘所を体得する「適性」というものが存在するので、残念ながらその適性が欠けている場合には「不可」になる可能性がある(履修途中でこれを自覚して、単位を諦め出席を取り止めて他の科目に注力する道を選ぶ学生は毎年のように存在する)。 授業の目標が「"Max8"でのプログラミング体得」なので、最終的に自分の力でプログラミング出来ない(最終課題が未提出、あるいは最終課題が未理解/未消化のレベル)であった場合には、毎週必ず出席していたとしても「不可」となることを理解して履修登録すること。 最終課題では、4段階のステップをそれぞれきちんと理解し自分のものとしてプログラミング出来ているかどうかのレベルを評価して「優」・「良」・「可」を与え、さらにプラスしてアート/デザインの視点から特別に優れているものに「秀」を与える。 テキスト 講義メモ(テキスト)・参考資料等は長嶋Webに置く 参考書 "Max8"に関する情報はネット上で検索すると厖大に出てくるので、これを適宜、参照して、復習/自習するのは自由である。ただし予習は不要である 受講上の注意事項 講義は主として「マルチメディア室」で行い、場合よっては「電子制御機器制作室」に移動して行う。 毎週の講義への出席は必須であり、1限の朝09:00冒頭から「濃く」スタートするので、夜更かしで集中を欠いたり遅刻すると致命的に乗り遅れることに注意すること。 外部公開 公開しない 授業に関係する実務経験 1981年-1993年まで(株)河合楽器製作所にて電子楽器関係の研究開発業務に従事。電子回路設計、ソフトウェア開発、カスタムLSI設計、特許(国内特許出願18件・米国登録特許5件)等。技術士「情報工学部門」「電気電子部門」を取得し1991年より「ASL長嶋技術士事務所」所長(現在に至る)として、企業の経営指導/技術指導/新規事業展開、調査研究・試作・教育・講演・執筆などの活動を行っている。 授業用URL/参考URL http://nagasm.org/1106/sound/ http://nagasm.org/1106/ http://nagasm.org/ASL/ http://nagasm.org/1106/installation/ https://nagasm.org/ASL/max03/