サウンドデザイン(長嶋)

  • シラバス(最新版2001年3月23日)

  • 話題メモ

    • 初日(2001.4.17)
      • 「サウンドデザイン」、またの名を「電子工学」(^_^;)、について
      • マルチメディア室の使い方、Macの立ち上げ方
      • Computer Musicとパフォーマンスについて
      • ムービー紹介 : 作品 "Windmill" より
      • Max/MSPのごく簡単な紹介
      • メディアアートフェスティバルへの参加の呼び掛け(^_^)

    • 2日目(2001.4.24)
      • メディアアートフェスティバルへの参加形態のアンケート配布 (含・出席確認)
      • 新刊本「パソコンのしくみ」について(^_^)
      • インスタレーション(選抜作家チーム、展示専属スタッフ)について
      • MP3と著作権について
      • DTMについて、Cubaseについて
      • Directorについて

    • 3日目(2001.5.1)
      • 一般公開デーについて
      • メディアアートフェスティバルについて
      • インスタレーション(選抜作家チーム、展示専属スタッフ)について
      • 「コンピュータと音楽の世界」について
      • サンプルサウンドCDROMからの紹介
      • Max概論とセンサ
      • 次回は「電子制御機器制作室」でスタート !

    • 4日目(2001.5.8)

    • 5日目(2001.5.15)

    • 6日目(2001.5.22)

    • 7日目(2001.5.29)
      • 技術造形教員共同制作作品「お掃除ロボット」について
        → ギャラリーで見ること!
      • メディアアートフェスティバルの進行状況
      • 8/5「瞑想空間」展示の構想について
      • 「専門スタッフ・アンケート」について
        → 来週、分担案を提示予定
      • 公開デー・インスタ展示「季幻」について
      • 「季幻」Maxによる「サウンドデザイン」の実例紹介

    • 8日目(2001.6.5)
      • メディアアートフェスティバルの進行状況
      • スタッフ割り当て発表と今後の進め方について
      • 今後の講義予告について
        • 7/2(月)の3限目に特別講義を行います。笙演奏家/作曲家の東野珠実さんをSUACにお呼びします(^_^)。 後日掲示しますが、場所は「瞑想空間」です。午前から準備する特別スタッフ募集。
        • 7/24 補講なし
        • 7/31 試験なし、スタッフを担当しない以下の人だけレポート課題を提出のこと (阪本・桜井・佐藤・柳。スタッフを取り止めレポート希望の者は至急申し出るように)
      • Directorと「ふじっぴー」について
      • Max/MSPによるアニメーションについて

    • 9日目(2001.6.12)

    • 10日目(2001.6.19)
      • レポート課題について
      • <コンサートスタッフの一部変更と今後のスケジュール
      • 8/4・5「瞑想空間」インスタレーション展示と芸術文化学科学生作品[写真]とのリンクについて
      • SUACインスタ作品のプレゼン
      • 今日は全員、Directorに触れてみよう(^_^)

    • 11日目(2001.6.26)
      • 7/2(月)は特別講義(掲示でも告知済)。出席は取らないが可能な学生はぜひ参加して欲しい
      • -----(掲示内容)---------------------
        「現代芸術論(長嶋)」「サウンドデザイン(長嶋)」特別講義について
        
        芸術文化学科専門科目「現代芸術論(長嶋)」
        技術造形学科「サウンドデザイン(長嶋)」
        の受講者のみを対象(受講者以外は参加不可)として、予告して
        きたように以下のように特別講義を行います。「現代芸術論」
        についてはこの日が最終講義日となります。時間帯については
        厳守して下さい。予定時刻とともに施錠します。
        
        日時
        7/2(月) 13:50-14:20 東野珠実さん特講(サウンドデザイン)
        7/2(月) 14:50-15:20 東野珠実さん特講(現代芸術論)
        
        場所
        文化芸術センター内ホール「瞑想空間」
        
        内容
        「笙」サウンドの紹介・体験
        笙とコンピュータとの融合について
        
        注意
        それぞれ自分の講義に割り当てられた時間帯に参加して下さい。
        開始時刻になったら施錠して遅刻入場できなくします。
        上記時間帯の前後については、準備や打ち合わせをしています
        ので、関係者以外は立ち入り禁止、騒がしくなるので見学も
        遠慮して下さい。上記時間帯だけ参加できます。
        ------------------------------------
        
      • レポート課題について
      • メディアアートフェスティバルの進行状況
      • スタッフの今後のスケジュールについて
        (暫定。今後も変更があるので注意すること)

        2001.06.30(土) (シアター応募、原稿提出等の締め切り)
        2001.07.07(土) 15:00-17:00 HMACS御一行様下見会・学内案内(^_^)
        2001.07.13(金) プログラム原稿 初校
        2001.07.21(土) 午後 Ensemble Virtual Resonance 2 リハーサル
        2001.07.30(月) フェスティバル機材受入(1)
        2001.07.31(火) フェスティバル機材受入(2)
        
        2001.08.01(水) 朝 SUACスタッフ全員集合
        2001.08.01(水) 朝-13:00 ギャラリー設置(全員手伝い)
        2001.08.01(水) 13:00-16:00 ギャラリー展示開始
        2001.08.01(水) 14:00-16:00 SUAC CGギャラリースタッフミーティング
        2001.08.01(水) 14:00-16:00 ムービーシアタースタッフミーティング
        2001.08.01(水) 14:00-16:00 コンサートスタッフミーティング
        2001.08.01(水) 14:00-16:00 他スタッフミーティング
        2001.08.01(水) 16:30- レセプション(^_^)
        
        2001.08.02(木) 10:00-16:00 ギャラリー展示
        2001.08.03(金) 8:00 シアタースタッフ集合 設営準備
        2001.08.03(金) 8:00 SUAC CGギャラリースタッフ集合 設営準備
        2001.08.03(金) 9:00 瞑想空間イベントスタッフ集合 設営準備
        2001.08.03(金) 10:00-16:00 ギャラリー展示
        2001.08.03(金) 10:00-16:00 SUAC CGギャラリー展示
        2001.08.03(金) ムービー/ミュージック シアター
        2001.08.03(金) 瞑想空間イベント(パフォーマンス)
        2001.08.04(土) SUACオープンキャンパス
        2001.08.04(土) 10:00-16:00 ギャラリー展示
        2001.08.04(土) 10:00-16:00 SUAC CGギャラリー展示
        2001.08.04(土) 11:00-15:00 瞑想空間インスタレーション展示
        2001.08.04(土) 音楽情報科学研究会
        2001.08.04(土) ライブComputer Musicコンサート(1)
        2001.08.05(日) 10:00-16:00 ギャラリー展示
        2001.08.05(日) 10:00-16:00 SUAC CGギャラリー展示
        2001.08.05(日) 11:00-15:00 瞑想空間インスタレーション展示
        2001.08.05(日) 音楽情報科学研究会
        2001.08.05(日) ライブComputer Musicコンサート(2)
        2001.08.06(月) 10:00-16:00 ギャラリー展示
        2001.08.07(火) 10:00-13:00 ギャラリー展示(終了)
        2001.08.07(火) 13:00- 機材梱包、返送
        
      • 7月下旬にスタッフ別・当日行動表スタッフ別・連絡体制表をそれぞれ個人別に配布の予定。掲示の指示により1106までそれぞれ取りにきてもらうので注目しておくこと。これを 本人が取りに来ることが、本人がスタッフとして協力する、という最終確認となるので、これを持たないで当日を迎えた場合にはスタッフ担当放棄(+レポート未提出)という扱いになるので注意のこと。
      • 8/4・5 「瞑想空間」インスタレーション展示について
        • 「瞑想空間」での映像作品/インスタ発表エントリーは1106に6/30までに
        • 作家として作品発表する者はスタッフとして演出会議と準備に参加すること
        • 芸術文化学科コラボレーション企画もあり、スタッフ募集中(6/30までに1106へ)
        • 展示環境としてはプロジェクタ3台、作品 "CutOut" 型の配置とする。サウンドは4CH化を検討中
      • Max/MSPは夏休みの間にメジャーバージョンアップに対応し、マニュアルを完備して 後期の「ソフトウェア論」の時間にタップリと触れる予定。そこで順序を変えてDirectorに 重点を置く
      • Directorに触れてみよう(part 2)

    • 12日目(2001.7.3)

    • 13日目(2001.7.10)

    • 14日目(2001.7.17)

  • 講義用テキスト

    1. 「サウンドデザイン」の関連領域

      1. 空気振動としての
      2. →耳→鼓膜→聴覚神経→脳
      3. 聴覚の主体 : 脳の働き
        (→音響知覚物理学・音響心理学・認知心理学・音楽心理学・感性情報処理)
      4. サウンドディスプレイデバイスとしてのスピーカ
      5. スピーカの駆動は電磁誘導(モーターと同じ)
      6. サウンド入力デバイス(センサ)としてのマイク
        (駆動原理は電磁誘導 : 発電機と同じ)
      7. エレクトロニクスの基礎
      8. スピーカをドライブするアンプ(増幅器)
      9. 音響振動 = 音響信号 → サウンドエレクトロニクス
      10. サウンドの元となる信号 : 音源
      11. マイクの信号 = ライブ音源
      12. シンセサイザ(テレビ、カラオケ、ケータイ、ウォークマン、ラジカセ、プレステ、電子ピアノ等)のライン信号も音源
      13. パソコンのサウンド出力も一種のライン信号
      14. アナログとディジタル
      15. A/D変換とD/A変換
      16. 量子化
      17. 離散化
      18. サンプル&ホールド (S/H)
      19. CD
      20. DAT
      21. MD
      22. MP3
      23. インターネットとストリーミングオーディオ
      24. サンプリング / ソフトウェアシンセシス
      25. MSPによる「音の三要素」の確認
      26. 自動演奏とMIDI
      27. シーケンサと打ち込み音楽(DTM) → カラオケ伴奏データ
      28. Max+QT音源によるアルゴリズム作曲
      29. 自動作曲と自動伴奏 (音楽的ヒューリスティクスの必要性)
      30. 環境音楽とBGM
      31. サウンド・インスタレーション
      32. ゲームとサウンド(エンターティメント)
      33. MSPによる楽音合成
      34. アナログシンセ (VCO+VCF+VCA, ADSR)
      35. FM音源の盛衰
      36. MSPによる「エフェクト」の実現
      37. Max/MSP と SuperCollider と Kyma
      38. インタラクティブ・システム
      39. センサとMaxによるインスタレーション
      40. I-CubeとAKI-H8
      41. 物理量とセンサ、センサキットの活用
      42. グラフィクスとの融合・統合
      43. マルチメディア・アート
      44. インタラクティブ・パフォーマンス
      45. テープミュージック (コンクレート)
      46. インターネット・ホームページへのSMFの組み込み
      47. ムービーとサウンド
      48. アニメーションとサウンド
      49. 画像とサウンドの自動生成 (物理モデル)
      50. Image/ine と BigEye
      51. Open-GL と GEM と Pd
      52. 音楽情報科学」への道
      53. 著作権

    2. マルチメディア室の使い方

      1. 全般的な注意点
      2. Macintoshの操作方法
      3. Macの起動方法とディスクについて
      4. データの移動方法
      5. Macの終了方法
      6. 異常が起きた場合

  • 宿題・課題

    • レポート課題 (「メディアアートフェスティバル」スタッフは免除)
      (スタッフ参加登録していて当日参加できなかった者はレポートも出していない ので、出席状況によっては「不可」となるので注意すること)
      1. 「メディアアートフェスティバル」スタッフ参加者はこれをもって「良」程度の基本点を 与える(さらに毎回の出席も加味)が、成績評価において良好な評価を求めたい者は さらにレポートを提出してもよい。その姿勢は大いに評価したい
      2. レポートのタイトルは「何故、Macか?」とする。内容は自由。このテーマ から発想される内容で、調査・考察・議論・提案など創造的なレポートを期待する。 自分の視点・意見・肉声の乏しい、単なる「調査報告」「評論」は歓迎しない(評価は低い)
      3. レポートは手書きとする。長嶋は「技術士試験」の経験 から(7時間で12000字の論文をひたすら手書きする)、時には手書きに挑戦することの 意義を重視したい。インターネットで他人の情報を切り貼りする風潮への抵抗である
      4. A4縦配置、横書き用紙を使用のこと。図表(この部分はパソコンのプリントアウトもOK)を含んでもよい
      5. 分量については指定しないが内容が乏しいものは大幅減点する。長嶋は高校生の時に 3日間で原稿用紙50枚の「超芸術試論」という論文を書いた経験から、このテーマで あればまぁ最低でも10枚とか20枚になることを個人的には期待している(^_^;)
      6. 提出期限は2001年7月31日。長嶋研究室にアポをとり確実に手渡しで提出のこと

    • 以下のいずれかを「課題」として制作してみよう

      • センサとMaxを利用したインスタレーション
        (メディアアートフェスの作家チームはこれでOK(^_^))
      • ディジタルICとLEDを利用したインスタレーション
      • Maxのグラフィクス描画機能を利用したライブ生成CG
      • Directorを使って制作したアニメーション
      • Cubaseを使って制作した音楽作品