「PAW-double」の作り方

2018年4月 長嶋洋一



これが「PAWセンサ」と専用ケーブル


ケーブルのコネクタを上下が合うようにはめて


奥まできちんと差し込む


これを2個、用意して


コネクタに白く印字されているピン番号をチェック。一般常識と反対で+3.3V電源が「黒」、GNDが「赤」なので注意


2個を仮に「A」・「B」と名付けて、電源とGND以外の2ピンから5ピンまでの行き先がこれ


これがmbed NucleoF401REボード


まず最初にNucleoF401REを裏返して


小さいゾーンの「SB13」と「SB14」についているジャンパチップをハンダごてで温めて


このように取り去ってOFFにする


大きいゾーンの「SB62」と「SB63」の繋がっていないパターンを


このようにハンダを盛って接続してONにする


これが秋月電子の超小型シリアルUSBインターフェース基板


その裏面


これをNucleoF401REのこのあたりに取り付けたいので


NucleoF401REのこのコネクタピンの外側を、まず3番目から4本だけカット


次に、内側の2本(E5VとGND)は残して、つまり4本残してそこから2本だけカットして


こんな感じにスペースが出来る


そこにインターフェース基板を差し込むと、「E5V」が「+5V」になり、「GND」は「GND」となる


ちょっとキツいけどこのように入れて


優しく押し込むと入っていく筈


半分よりちょっと下、カットしたピンに接触しない1/3程度のところまで押し込んでストップして


ここでハンダ付けをすればしっかり固定される


ピンの刺さっていない「TxD」と「RxD」の部分はハンダを盛っておく


ここでこのぐらいの長さの電線ペアを用意して


両端を剥いてハンダめっきして


片方はシリアルUSBインターフェース基板の「TxD」と「RxD」に適当に付けて


取り付けるコネクタピン(CN10の内側の端から2本)にはまずハンダめっきして


このように取り付ける。いずれも片方が「Tx」なら反対側は「Rx」になるようにするのが重要


片方が「Tx」なら反対側は「Rx」になるようにするのが重要(大切なので2度)


2個のPAWセンサの黒い線(電源)を束ねてハンダめっきして


内側の「3V3」ピンをハンダめっきしたところに付ける


2個のPAWセンサの赤い線(GND)を束ねてハンダめっきして


内側の「GND」ピンをハンダめっきしたところに付ける


ハンダ付けするピンはこれで全部、他はそのまま放置


ハンダ付けするピンはこれで全部、他はそのまま放置(大切なので2度)


1個目(「A」と呼ぶ)のPAWセンサの残った2ピンから5ピンを配線する。まずは2ピンの「A_2」は上の図で「PA_6」とあるところ。以下同文


先にコネクタピンで配線するところだけハンダめっきしておくのがポイント


あとは対応表とピン配置図とを見比べて黙々と配線


全部、配線するとこんな感じ


ここでプログラミング用のパソコンの前に移動して


ここのジャンパはまだ「U5V」の方であることを確認して

このようにNucleoF401REに書き込んで


ここのジャンパを「E5V」の方に差し替えてMaxパッチで動作確認


このように(上の動画のように)動けば配線まで完了(^_^)


ここからは束線バンドできちんとケーブルを保護。これも重要


このように出来て完成(^_^)


あとはひたすら量産あるのみ。慣れれば1セットあたり15分もかからずに完成


頑張りました(^_^)