MOM 参加学生レポート

2010年10月 長嶋洋一

参加募集

フォトレポート


前田 侑穂

 今回参加させていただいたMake: Ogaki meetingでは、suac展
(2009年度 学内開催)で出展した「つながる ヒト」の改良を行い
出展しました。

 会場では、沢山の電子工作等の展示を見たり体験することができ、
作品を通して各々の考えを聞け、大変刺激を受ける良い機会と
なりました。また、出展者は学生だけでなく幅広い年齢層だったことも
あり、様々な視点の制作物が集まっていました。

 私の出展した「つながる ヒト」は、人と触れ合ったときに感じるぬくもりを
形にした照明です。suac展とは違い、ずっと展示会場にいたので、作品に
対する反応を見れたことが、自分にとって何よりの収穫となりました。

 来場者や出展者が自分の制作物に興味を持ってくれたことが嬉しくも
あり、意見やアドバイスが頂けたことが、更に改良をするための勉強に
なりました。反対に、制作方法を聞かれることも度々あったので、こちら
からも刺激を与えることが出来たのではないかと思いました。
また、予想と違って若い世代に特にうけていたように感じました。こちらの
意図とする“人とのつながり”を感じ取ってもらえたのではないかと思います。

 反省点としては、魅せ方まで気を使えなかったことです。展示会場が
明るかったため、影の中に展示をしたのですが、LEDがぼやっと光る
ので、やはり暗所での展示に向いていたように思います。作品を作る
だけではなく、展示方法まで配慮できれば良かったと思います。

 今回、2日間の展示とこれまでの準備で疲れもありましたが、長嶋先生
をはじめ、1年生のみんな、周りの方々のおかげで楽しく和やかに
過ごせました。搬入・搬出もスムーズに、全体を通して無事に終われた
のでほっとしています。

 出展・参加という貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

金子 祐子

 今回行われたMake: Ogaki meetingでは、作品展示はもちろんですが、
主にSUAC生徒作品展示、説明のお手伝いとして参加させて頂きました。

 私は今回、LED照明と和紙のランプシェードを用いた作品を出展しました。
会場の照明が明るかったため、出展作品が予想通りに動くということは
無かったのですが、もともと目立つことを狙いとして制作した作品では
なかったため、却って効果的な点も多かったように感じました。

 自分の作品が特筆して説明することが少ない作品だったため、当日は
先輩方の作品コンセプト・操作説明のスタッフとしてSUACのブースに
立たせて頂いていました。

 Make: Ogaki meetingには非常に幅広い年齢層の方々がいらしていて、
SUACの展示物も非常に多くの方に楽しんでいただきました。特に、お子様や
その保護者様に先輩方の作品は好評で、沢山のお声を掛けていただき、
同じ学科の後輩として、とてもうれしかったです。Makeで展示されていた
作品はどれも個性的で大変勉強になりました。

 インスタ制作に関わった経験が少ないため、実際に作品を体験したり、
インスタを作っている作家さんとお話しすることは大きな刺激でした。
今回経験したことを糧にしてこれからの作品制作を行いたいと考えています。
Make主催の方々、長嶋先生、このような場を与えてくださりありがとうございました、
また、一緒に展示をさせて頂いた前田先輩、真柴さん、穴井さん。とても
楽しかったです。ありがとうございました。

穴井 梨花

 夏休み中から真柴さんと共同で制作してきた”ころがる風景”という作品ですが、
色々な意味で本当に問題児でした。当日まで結構振り回された感はありましたが、
重量や操作の制限、材料の相性など、動く仕掛けのあるものを作る時どういった
制約があるのか勉強になりました。ものを作る、ということに関して少し成長した
ように思います。

 会場では多くの方々の不思議そうな顔を見ることができ、”やったね”と思いつつ
素知らぬ顔で操縦に励みました。先輩方や金子さんの作品もたくさんの方が
興味を持って見て下さり、とても楽しい2日間になったと思います。

 他の参加者の方々の作品に直に触れ、お話することができたのも大変良い経験に
なりました。かなり幅広いジャンルの作品があの会場に集結しており、もう本当に
なんでもありの世界で、何を作ってもいいんだな、と改めて認識しました。自分の
作りたいものをもっと柔軟な発想で形にしていけるようにこの先心掛けていきたい
と思います。

 作品自体に関しても、交流に関しても、この2日間のうちで自分が反省すべき点を
たくさん見つける事ができました。それを次回の制作に生かして、もっと知識を
つけることを目標に頑張っていきたいです。

 今回、長嶋先生をはじめ前田先輩や真柴さん、金子さんと一緒に楽しい空間に
いられたことを嬉しく思います。特に長嶋先生には本当にお世話になりました。
貴重な機会を与えて頂き、ありがとうございました。

真柴 里穂

 Make:Ogaki meetingには、穴井さんと協力して一つの作品を作り、出展しました。
当日は、SUAC生徒作品展示のお手伝い、説明、長島先生のコンサートのお手伝いを
しました。

 今回出展された作品の中で唯一、穴井さんと私の作品はテーブルの上で見てもらう
展示ではありませんでした。人が歩いている地面をごろごろと転がる作品でした。
私は、当日会場で故障するのではないか、お客さんはこの作品にどう反応してくれる
のか、とても不安でした。ですが、当日は特に大きなトラブルも起きず、お客さんの
反応も良い反応が返ってきたのでとても嬉しかったです。

 一日目の始めは、ただ転がしているだけでは誰も気付いてすらもらえませんでした。
説明員に演技をしてもらいながら転がしてみると、ただ転がしていた時よりも人が
集まり作品を見てもらうことができました。作品も魅せ方によって違った反応が返って
くることを 学びました。

 Make:Ogaki meetingの会場には、幅広いジャンルの作品が出展されていました。
会場内を見学していると多くの作家さんとお話をする機会がありました。構造やしくみに
ついての話をすることもありましたが、自分の持っている知識がとても少なかったため
あまり深くお話することが出来なかったのが残念でした。ですが、様々な興味深い
お話を聞いたり 作品を直に体験することができ、とてもいい勉強になりました。

 大学生になって一年目の夏で、こういったプロジェクトに参加することに大きな不安を
抱いていました。ですが、2日間の展示を終えて考え直してみると、自分にとってとても
良い経験になったと思います。準備期間から当日まで、不安はあったもののとても楽しく
過ごすことが出来たと感じています。 長嶋先生、作品準備期間から当日までとても
良い勉強になりました。そして、夏休みの最後にとても貴重な体験をさせていただき
本当に感謝しています。ありがとうございました。