インターカレッジ2006(京都)作品発表募集

2006年10月 長嶋洋一


本年度のインカレは京都です。興味のある学生(作品発表、参加など)はアポをとり長嶋までどうぞ。 作品発表のエントリー期限は10/12(木)ですので注意して下さい。 いつものように、格安ツアーを組織して京都に向かい、全国の大学と交流して刺激を受けて勉強してきましょう。

Intercollege Computer Music Concert 2006
IC2006 出品作品公募要項

■■■実施概要■■■

今年度のインターカレッジ・コンピュータ音楽コンサート2006(IC2006)は彩 
都IMI大学院スクールと京都精華大学の2校による共催となります。
ですので、IMIのある大阪の万博記念公園と京都を横断した開催となります。 
しかも両校とも音楽専用のホールを持たないので、学外でのイベントも含む形 
での実施を予定しています。

日程は現在のところ以下のスケジュールを予定しています。
15日:日中はIMIにて音楽情報科学研究会(1日目)と
    70年万博に関連した特別講演の開催、
    夜は京都に移動し、京都市内のライブハウスにて
    「コンサート1」を開催
    また午後より京都精華大学にてインスタレーション作品の展示を開始

16日:京都精華大学にて音楽情報科学研究会(2日目)と、
    同じく精華大にて「コンサート2」の開催
    インスタレーション作品の展示

17日:インスタレーション作品展と並行して、
    京都市内のドイツ文化センターにて「コンサート3」を開催、
    またドイツの学生作品の紹介も計画しています。

また同時開催企画として、関西の美大等の学生のメディアアート作品を集めた 
「インターカレッジ・メディアアート展2006」(12月24日までを予定)も京都 
精華大学にて開催いたします。

この他にも、70年万博の特別講演とあわせた太陽の塔の見学ツアー、静岡文化 
芸術大学の長嶋先生の協力によるVJ機器イベントも検討されています。

■■■IC2006の特徴■■■
・研究会での70年万博関連のゲスト講演などの特別企画
・京都市内各地でのそれぞれに特徴をもたせたコンサート
・「インターカレッジ・メディアアート展2006」と同時開催

■■■募集する作品の種類■■■
1 CD、DVDなどのパッケージ作品
(作品の長さは10分程度)
2 ライブパフォーマンス作品
(作品の長さは10分程度)
3 インスタレーション作品

■■■出品方法■■■
コンサート、インスタレーションとも、学生個人による直接の申し込みは出来 
ません。インターカレッジ・ワーキンググループ参加大学の担当教員を通して 
申し込んでください。

■■■出品応募要領■■■
【パッケージ作品とライブパフォーマンス作品の内容について】
今年のコンサートでは3つのコンサートを開催いたします。それぞれのコンサ 
ートには作品の傾向によっておおよその分類を行いますが、作品の演奏を希望 
するコンサートがありましたら募集要項に書き込んでいただければ考慮いたし 
ます。

●コンサート1(12月15日(金) 19:30〜22:30予定)
会場:アバンギルド(京都市内のライブハウス)
作品の傾向:ノイズ、エレクトロニカ系など大音量でのライブが望ましい。ラ 
ップトップ、デバイスなどを使用した作品などパフォーマーが舞台にいる作 
品。

●コンサート2(12月16日(土) 午後を予定)
会場:京都精華大学ホール
作品の傾向:CD、テープ、DVDなどのパッケージ作品。インスタレーション的 
装置を使用したライブパフォーマンス作品。静かな環境を必要とするライブパ 
フォーマンス作品。

●コンサート3(12月17日(日) 午前、午後予定)
会場:京都ドイツ文化センター
作品の傾向:各校の選抜作品展で基本的には各校1作品。ドイツの教育機関の 
学生作品の上演もあわせておこないます。
ただし大音量を必要とする作品はコンサート1に、会場の遮音性はそれほど高 
くはないので、静寂を要する作品はコンサート2にノミネートしてください。

※これらの作品の傾向は、実行委員会で想定しているもので、事前アンケート 
ならびに作品があつまった段階で、再調整する場合があります。

作品の傾向や演奏時間にもよりますが、演奏できる曲目数は30曲前後です。出 
品希望作品がこれを超える場合、実行委員会が採否を検討する場合があります 
が、インターカレッジ・コンピュータ音楽コンサートのこれまでの伝統に従っ 
て、参加希望大学の作品を最低ひとつ以上は上演できるようにします。

【インスタレーション作品について】
今年度は、ギャラリーフロールという京都精華大学のギャラリーにおいて10 
日間の展示が可能です。展覧会場も1F,2Fあわせて約400平方メートルの展 
示スペースがあります。例年のインターカレッジよりやや大きめのスペースが 
必要な作品、長期間の展示が可能です。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/haku.html

■■■教員作品の紹介■■■
昨年度の「師匠の背中」を引き継ぐ形で、各講師の作品紹介も検討しておりま 
す。まずは学生作品を優先するため、タイムテーブル的にやむなくできない場 
合もありますが、何人かの先生方に、ライブ作品、インスタレーション作品の 
発表について、個別にご相談させていただくことがあります。

■■■開催までのスケジュール■■■
9月24日(土):事前アンケート開始
10月13日(金):事前アンケート締め切り

10月16日(月):作品ノミネート開始
10月31日(火):作品ノミネート締め切り

11月10日:出品の採否を決定し、担当教官を通じて応募者に通知します。

11月20日(月)までに
・作品上演のセッティング図
・システム図、消費電力等の情報
・パンフレットに記載する作品解説文(200字を予定)
をお送り下さい。

12月14日(木)より、予め設定したスケジュールにより、リハーサルと作 
品設置を行います。

12月15日(金)〜17日(日):開催
11月12月の詳しいスケジュールは、追ってまたご連絡いたします。

■■■作品の展示期間について■■■
コンサートは12月15日から17日までの開催ですが、パッケージ作品と、 
インスタレーションについてはコンサートの期間だけでなく、「インターカレ 
ッジ・メディアアート展2006」の期間中も展示可能な作品は、12月24日ま 
で展示することを検討しています。

■■■作品の送付について■■■
パッケージ作品は11月20日(日)までに主催校にお送りください。
(送付先は追ってご連絡いたします)

インスタレーション作品は、京都精華大学に12月13日か14日に到着する 
ようにして14日に設置しください。やむをえず、作品を15日に持参する学 
生は、展覧会は15日から始まりますので、遅くとも15日午後から展示でき 
るように設置プランをたててください。(ギャラリーは、14日、15日とも 
午前10時から設置作業可能です)
なお、15日のIMIでの研究会ならびに特別講演の参加を希望する方は、14日中 
に作品を完成させてください。

※インスタレーション作品については送料の一部補助を予定しています。

■■■その他の検討事項■■■
○コンサートの再生チャンネルについて
現在のところ、各コンサートでの再生は2チャンネルを想定しています。もし 
4チャンネル等での再生を必要とする作品があるばあい、できるだけ早めにご 
連絡ください。ただし4チャンネルを超えるマルチチャンネルは基本的に不可 
能とお考えください。
また、映像作品等で5.1チャンネル再生が必要な作品も、早めにご連絡ください。

○生楽器を使用する作品で関西の演奏家に演奏を依頼する場合
特殊楽器をのぞき、関西の演奏者を仲介することは可能です。
演奏者は現代音楽のグループ展などでの演奏実績のある若手の演奏家を予定し 
ています。
楽器演奏を含む作品を出品する場合、エントリー書類提出の時点で、演奏者用 
の楽譜・練習用音源・演奏デモテープ等を同封して下さい。

○展示機材は原則として作家が持ち込むことになっていますが、機材の関係で 
長期間の作品展示が不可能なインスタレーション作品の場合は、ノートPCおよ 
びプロジェクターの貸与の可能性を検討しています。用意できるとしても、数 
台程度ですが、エントリー書類提出時に貸与希望と書き添えてください。な 
お、貸与できるとして場合、どの作品に貸与するかの判断は実行委員会に一任 
してください。
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