(株)ヤマハミュージック東海 浜松店(浜松市鍛治町)のリニューアル1周年を記念して、壁面を彩るショーウィンドウの一般公募があり、大学院デザイン研究科1年 鈴木絢さんの作品が選ばれました。
*作品の展示について*
作品のタイトルは「オトイロイロ」、「オトヲタノシム」で、1階の2カ所のショーウインドーに約1年間展示されます。
「オトヲタノシム」(縦3.2メートル、横3.3メートル)
「オトイロイロ」(縦3.3メートル、横4.6メートル)
*6月21日に行われた序幕式の様子*
インタビューを受ける鈴木絢さん
受賞できて大変光栄です。「オトイロイロ」は浜松の街を背景に楽器を楽しむ人たちを表現しました。「オトヲタノシム」は音楽を奏でる友達を表しました。すぐにイメージがわき、水性ペンと色鉛筆を使って1週間で描き上げました。ちなみに、絵の中に、うなぎ屋、凧、ミカン、ウミガメなど浜松を象徴づけるモノを描きました。ザザシティー前東西の通りの、YAMAHAショップのショーウィンドウに約一年間展示してありますので、ぜひ足を運んで見て下さい。
今後は、大好きな浜松という土地で、油絵、映像、イラストなど枠にとらわれないアート活動をしていきたいです。そして、浜松を文化から支えられるような人間になりたいと思っています。(鈴木さん)
鈴木絢さんの作品が見られるサイトはこちら>
(このサイトは本人によるブログです。)
「音楽の街、浜松」の中心街にあるお店のショーウインドウに展示されるこのイメージアートは、楽器を楽しむこの街の人たちの幸せそうなシーンが、独特のタッチのイラストレーションで描かれ、今にも音が聞こえてきそうです。デフォルメされた力強い線とカラフルな配色は、この街の新しい待ち合わせの場所として人気スポットとなることでしょう。
(イメージアート審査委員長:デザイン学部長 河原林教授)