"Cybot"を作ってみました (part 1)

2003年5月 長嶋洋一


上の写真のような本が大々的なCMとともに出て来ました。 とりあえず定期購読してみたのですが、どうも部品がちまちまと小出しに付録として 付いてきて、ロボットが完成するまでには結果として膨大な投資をすることになる、 と気付いたのはもう後の祭り(^_^;)。 とりあえず本屋さんから届くのを積んでおいたら、こんなになりました。

そこで、今回届いた第9号までのところで「光に向かって走る」という段階になる、というので 一念発起、一気に2時間ほどかけて作ってみました。 まずは第1号の分からです。 とりあえず足回りということで、駆動タイヤとギアボックスだけでした。

次は第2号の分です。 なんとこの号にはビデオが付いていました。 たぶん、「完成したらこう動くぞ」みたいなビデオを見せて、 読者を逃がさない作戦なのでしょう(^_^;)。 ここではモーターの取り付けです。最初から104のパスコンが モーターごとに3個ずつ付いています。ノイズ対策ですね。 ギヤには付録のグリースもみっちり付けました。 モーターの電源は単3電池が4本で、このケースも付けました。

次は第3号の分です。 残った前輪を取り付けて、ぐるりと周囲を囲むバンパーと、 あとは電源スイッチの取り付けだけでした。 これだけを作って次号を待つ、というのを毎週やっていては、とても耐えられないでしょう。

次は第4号の分です。 いよいよ電池を入れてサイボットが走る、というところまでです。 モータコントロールのためのトランジスタの載った基板が付いて、ロボットっぽく なってきました。 テスト走行用の基板をコネクタに入れて動作確認して、これはいずれ制御系に 差し換える、という面白いステップです。 電源を入れてみると、ウイリーするほどのパワーでした。

次は第5号の分です。 フロントの透明カバーを左右、取り付けるだけ。 これで翌週まで待たせるというのは・・・(^_^;)

次は第6号の分です。 リアカバーを付けて、制御系の電源の006Pを付けて、そこまでです。 仕方ないので写真をいろいろ撮りましたが、 これで翌週まで待たせるというのは・・・(^_^;)

次は第7号の分です。 「光センサーの取り付け」ということでしたが、何のことはない、 単なるCdSでした(^_^;)。 これを両方に付けてオシマイ。 これで翌週まで待たせるというのは・・・(^_^;)

次は第8号の分です。 「光I/Oボードの取り付け」ということでしたが、何のことはない、 コンパレータLM331が載っているだけの基板です。 これを駆動テストボードに取り替えてオシマイ。 これで翌週まで待たせるというのは・・・(^_^;)

いよいよ、今回の制作の最後、第9号の分です。 「光プロセッサーボードの取り付け」ということです。 さらに基板を増設しただけですが、なんとこれが凄いものでした。 スイッチを入れて床に置くと、ちゃんと暗いところを避けてうろうろして、 手をかざして明るさを変えると、機敏に明るいところに逃げてうろうろ します。部屋の明かりを消したところ、ちゃんとドアの向こうの廊下の 明るいところを目指して速攻で部屋を出ていってしまいました。 これはなかなかやります。期待できるかも。(^_^)

これでまたしばらくは制作を待ちましょう。 本命は、Windowsでしかプログラミングできない筈のサイボットを、 Macでびしばしプログラミングする事ですので、御期待下さい。(^_^)

・・・お疲れさまでした。(^_^;)