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Index: H

Hidden Hidden.value history
History History.back() History.current
History.forward() History.go() History.length
History.next History.previous HTMLElement
HTMLElement.all[] HTMLElement.children[] HTMLElement.className
HTMLElement.contains() HTMLElement.document HTMLElement.getAttribute()
HTMLElement.handleEvent() HTMLElement.id HTMLElement.innerHTML
HTMLElement.innerText HTMLElement.insertAdjacentHTML() HTMLElement.insertAdjacentText()
HTMLElement.lang HTMLElement.offsetHeight HTMLElement.offsetLeft
HTMLElement.offsetParent HTMLElement.offsetTOP HTMLElement.offsetWidth
HTMLElement.onclick HTMLElement.ondblclick HTMLElement.onhelp
HTMLElement.onkeydown HTMLElement.onkeypress HTMLElement.onkeyup
HTMLElement.onmousedown HTMLElement.onmousemove HTMLElement.onmouseout
HTMLElement.onmouseover HTMLElement.onmouseup HTMLElement.outerHTML
HTMLElement.outerText HTMLElement.parentElement HTMLElement.removeAttribute()
HTMLElement.scrollINtoView() HTMLElement.setAttribute() HTMLElement.sourceIndex
HTMLElement.style HTMLElement.tagName HTMLElement.title



Hidden要素 ・・・ クライアントとサーバ間の通信で隠されたデータ

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0、JavaScript 1.1で機能拡張

継承元

Input,HTMLElement

コーディング形式

form.name
form
.elements[i]

プロパティ

HiddenプロパティはInputオブジェクトとHTMLElementオブジェクトからプロパティを継承しています。そして、つぎのようなプロパティを定義または上書きしています。
value    読み書きが可能な文字列。初期値はHTMLのVALUE属性で設定します。フォームの送信時にサーバへ送るデータを指定します。このデータはユーザには見えません。

HTML構文

Hidden要素は、HTMLの<INPUT>タグで生成します。
<FORM>
    ...
  <INPUT
    TYPE="hidden"	 Hidden要素の指定。
    [ NAME="name" ] 	この要素の参照名。同名プロパティが
	 	フォームオブジェクトにできる。
    [ VALUE="value" ] フォーム送信時に送る値。valueプロパティの初期値。
  >
    ...
</FORM>

解説

Hidden要素はユーザには見えない要素です。この要素を使ってフォームの送信時にさまざまなデータを送ることができます。ユーザが入力したデータのほかに情報をサーバに送る場合に、このHidden要素が役立ちます。
Hidden要素にはほかの使い道もあります。サーバがHTMLドキュメントを動的に生成する場合に、サーバからクライアント側に渡すデータをHidden要素としてクライアントへ送り、ユーザ側のJavaScriptで処理する方法です。例えば、Hidden要素のVALUE属性にデータを設定することで、機械可読形式で生データをサーバからクライアントへ送信でき、クライアントはJavaScriptプログラム(データとともに受けとるか、あるいはほかのフレーム中に存在する)を使ってHidden要素のvalueプロパティを読み出し、その値を処理して人間が読める形式(ユーザが指定可能)に変換してから表示します。
Hidden要素は、クライアントサイドJavaScriptを使わない場合でもCGIスクリプト間の通信にも使えます。例えば、あるCGIスクリプトで隠蔽データ(hidden data)を埋め込んだHTMLページを動的に生成し、ほかのCGIスクリプトへ送ることもできます。この隠蔽データの中に前のフォームの送信結果などの状態情報を入れることもできます。
クライアントとサーバ間のやり取りにクッキーを使うこともできます。隠蔽フォーム要素とクッキーとの重要な相違は、クッキーはクライアント側で永続的に保持されることです。

関連項目

Document.cookieFormHTMLElementInput



Hidden.valueプロパティ ・・・ フォームといっしょに送るデータ

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0

コーディング形式

hidden.value

解説

Hiddenオブジェクトのvalueプロパティは読み書きが可能な文字列です。Hiddenオブジェクトを含むフォームを送信するときに、そのフォームといっしょにサーバに渡す任意のデータです。valueの初期値はHiddenオブジェクトの<INPUT>タグのVALUE属性で設定します。valueプロパティの使い方についてはHidden要素の項目を参照してください。



historyプロパティ ・・・ Window.historyを参照



Historyオブジェクト ・・・ ブラウザのURL履歴

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0。Navigator 4ではUniversalBrowserRead特権がないと、Historyオブジェクトの機能は制限されます。

コーディング形式

window.history
frame.history
history

プロパティ

current    現在のドキュメントのURLを示す文字列。Navigator 4ではUniversalBrowserRead特権がある場合のみ使用可能です。
length    Historyオブジェクトが保持するURLの個数。
next    履歴リストで次のドキュメントのURLを示す文字列。Navigator 4ではUniversalBrowserRead特権がある場合のみ使用可能です。
previous    履歴リストで前のドキュメントのURLを示す文字列。Navigator 4ではUniversalBrowserRead特権がある場合のみ使用可能です。

メソッド

back()    1つ前のURLに戻るメソッド。
forward()    1つ先のURLへ進むメソッド。
go()    一度行ったことがあるURLへ行くメソッド。
toString()    ウィンドウのアクセス履歴を保持したHTML形式の表を返すメソッド。Navigator 4ではUniversalBrowserRead特権がある場合のみ使用可能です。

解説

Historyオブジェクトは読み出し専用の文字列の配列です。配列の各要素は、ブラウザが以前にアクセスしたURLになります。この配列の内容はNavigatorのGoメニューで表示するURLと同じです。セキュリティやプライバシーを保護するため、UniversalBrowserRead特権がないと、この配列の内容を使えません。
UniversalBrowserRead特権がない場合、または、Navigator 4のセキュリティモデルをサポートしていないブラウザの場合、Historyオブジェクトの使い方は非常に制限されます。この場合でも、JavaScriptはlengthプロパティを使ってHistoryオブジェクトのURLリスト内のエントリ数を知ることができ、またメソッドのback()、forward()、go()を使って配列内のURLに再度アクセスすることはできますが、その配列からURLを読み出すことはできません。
Navigator 4でUniversalBrowserRead特権を持った署名付きスクリプトを実行する場合は、配列の要素にアクセスしてデータを読み出すことができます(ただし変更はできません)。プロパティのcurrent、next、previousも使用できます。currentプロパティは現在のドキュメントのURL、nextプロパティは履歴配列内の次のURL、previousは1つ前のURLをそれぞれ示します。UniversalBrowserRead特権がある場合は、HistoryオブジェクトのtoString()メソッドも使えます。このメソッドはHTML形式に変換した文字列を返します。ブラウザはこの文字列を整形(document.write()で作成)するときに、アクセス履歴をハイパーリンク付きのURLの表形式で表示します。

使用例

信用できないスクリプトであっても、またはNavigator 4以外のブラウザでスクリプトを実行する場合であっても、Historyオブジェクトのメソッドback()、forward()、go()は使えます。次のメソッドで、Backボタンをクリックしたのと同じ効果を得られます。

history.back();

次のメソッドで、Backボタンを2回クリックしたのと同じ効果を得られます。

history.go(-2);

UniversalBrowserRead特権がある場合は、履歴オブジェクトを配列として使用して必要なURLを直接読み出すことができます。現在のウィンドウに最初に表示されたURLは、次のとおりになります。

history[0]

このウィンドウが最後に表示したURLは、次のとおりです。

history[history.length-1]

現在表示中のURLは、次のとおりです。

history.current

現在のドキュメントの前後のURLは次のとおりです。

history.previous
history.next

関連項目

Location、21章



History.back()メソッド ・・・ 直前のURLに戻る

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0

コーディング形式

history.back()

解説

back()メソッドを使用すると、Historyオブジェクトが属するウィンドウやフレームから現在のURLの直前にアクセスしたURLに再びアクセスできます。back()メソッドを呼び出すことは、ユーザがNavigatorのBackボタンをクリックしたのと同じ効果になります。また、次のように記述しても同じ効果が得られます。

history.go(-1);



History.currentプロパティ ・・・ 現在表示中のURL

対応バージョン

クライアントサイドNavigator 4。UniversalBrowserRead特権が必要です。

コーディング形式

history.current

解説

Historyオブジェクトのcurrentプロパティは、現在のドキュメントのURLを表す読み出し専用の文字列です。



History.forward()メソッド ・・・ 次のURLにアクセスする

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0

コーディング形式

history.forward()

解説

forward()メソッドを使用すると、Historyオブジェクトが属するウィンドウやフレームから現在のURLの直後にアクセスしたURLに再びアクセスできます。forward() メソッドを呼び出すことは、ユーザがNavigatorのForwardボタンをクリックしたのと同じ効果になります。また、次のように記述しても同じ効果が得られます。

history.go(1);

ただし、BackボタンやGoメニューを使って履歴内を戻ったことがなく、JavaScriptがHistory.back()メソッドもHistory.go()メソッドも呼び出したことがない場合、forward()メソッドは無効です。この場合、ブラウザがすでにURLリストの最後に来ているのでそれより先を示すURLがないためです。



History.go()メソッド ・・・ URLへの再アクセス

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0、JavaScript 1.1で機能拡張

コーディング形式

history.go(relative_position)
history.go(target_string)

引数

relative_position    アクセスしようとするURLが置かれているHistoryオブジェクト内の相対的な位置。IE 3の場合、引数として指定可能なのは1、0、-1だけにかぎられます。
target_string    アクセスしようとするURLのサブストリング。この機能はJavaScript 1.1で追加されました。

解説

History.go()メソッドに引数として整数を指定すると、Historyオブジェクトが保持する履歴リスト内で、指定された数だけ位置をずらしたURLにアクセスできます。正の整数は前に進み、負の整数は後ろに戻ります。したがって、history.go(-1)history.back()と同じです。これはユーザがBackボタンをクリックしたのと同じ効果が得られます。history.go(3)history.forward()を3回呼び出したのと同じです。history.go(0)は現在のページを再ロードします(ただし、Navigator 3の場合はこのやり方よりLocation.reload()の使用を勧めます)。Navigator 3でマルチフレームのドキュメントを使用すると、このメソッドでバグが発生します。IE3の場合は、引数が1、0、-1に限られます。
History.go()メソッドのもう1つの形式は、JavaScript 1.1から実装されました。この形式では、引数として1つ文字列を取り、その文字列を含むURLのうち最後にアクセスしたURLにアクセスします。



History.lengthプロパティ ・・・ 履歴配列の要素数

対応バージョン

クライアントサイドNavigator 2、IE 4

コーディング形式

history.length

解説

historyオブジェクトのlengthプロパティは履歴配列の要素数を示します。UniversalBrowserRead特権をもった署名付きスクリプトをNavigator 4で実行する場合は、履歴配列の要素にアクセスできます。しかし、lengthプロパティだけならNavigator 2以降とIE 4以降で使うことができます。
IE 3の場合、lengthプロパティは常に0を返します。



History.nextプロパティ ・・・ 履歴配列内の次のURL

対応バージョン

クライアントサイドNavigator 4(UniversalBrowserRead特権が必要です)

コーディング形式

history.next

解説

Historyオブジェクトのnextプロパティは読み出し専用の文字列です。履歴配列内で現在のドキュメントの次のURLを示します。UniversalBrowserRead特権を持つスクリプトでなければ、このプロパティを読み出すことはできません。



History.previousプロパティ ・・・ 履歴配列内の直前のURL

対応バージョン

クライアントサイドNavigator 4(UniversalBrowserRead特権が必要です)

コーディング形式

history.previous

解説

Historyオブジェクトのpreviousプロパティは読み出し専用の文字列です。履歴配列内で現在のドキュメントの前のURLを示します。UniversalBrowserRead特権を持つスクリプトでなければ、このプロパティを読み出すことはできません。



HTMLElementオブジェクト ・・・ すべてのHTML要素の親クラス

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2

コーディング形式

HTMLElementオブジェクトは、HTML要素を表すすべてのクラスの親クラスです。したがって、HTMLElementオブジェクトはクライアントサイドJavaScriptのさまざまなところで使われます。このオブジェクトの使い方は、次のようになります。

  document.images[i]
  document.links[i]
  document.anchors[i]
  document.forms[i]
  document.forms[i].elements[j]
  document.elementName
  document.formName.elementName
  document.all[i]

IE 4のプロパティ

all[]    この要素が持っているすべての要素の配列。
children[]    この要素から直接の子要素の配列。
className    CLASS属性の値。
document    この要素を含んでいるDocumentオブジェクトへの参照。
id    ID属性の値。
innerHTML    要素内のHTMLテキスト。
innerText    要素内のプレーンテキスト。
lang    LANG属性の値。
offsetHeight    要素の高さ。
offsetLeft    要素のX座標。
offsetParent    この要素を含んでいる親要素。offsetLeftプロパティとoffsetTopプロパティは、この親要素からの相対距離になります。
offsetTop    要素のY座標。
offsetWidth    要素の幅。
outerHTML    開始タグと終了タグを含んだ、この要素のHTMLテキスト。
outerText    開始タグと終了タグを含んだ、この要素のプレーンテキスト。
parentElement    この要素の親要素。
sourceIndex    Document.all[]プロパティ内でのこの要素のインデックス。
style    この要素のインラインCSSスタイル属性。
tagName    この要素が作られたHTMLタグの名前。
title    TITLE属性の値。

Navigator 4のメソッド

handleEvent()	適切なイベントハンドラにEventオブジェクトを渡す。

IE 4のメソッド

contains()    この要素が、指定された要素を含んでいるかどうかを調べる。
getAttribute()    名前が付いた属性の値を得る。
insertAdjacentHTML()    この要素の近くにあるドキュメントに、HTMLテキストを挿入する。
insertAdjacentText()    この要素の近くにあるドキュメントに、プレーンテキストを挿入する。
removeAttribute()    この要素から属性とその値を削除する。
scrollIntoView()    ウィンドウの上部または下部にあるこの要素が見えるように、ドキュメントをスクロールする。
setAttribute    この要素の属性の値を設定する

イベントハンドラ

onclick    ユーザが要素をクリックすると呼び出される。
ondblclick    ユーザが要素をダブルクリックすると呼び出される。
onhelp    ユーザがヘルプを要求したときに呼び出される(IE 4のみ)。
onkeydown    ユーザがキーを押すと呼び出される。
onkeypress    ユーザがキーを押して離すと呼び出される。
onkeyup    ユーザがキーを離すと呼び出される。
onmousedown    ユーザがマウスのボタンを押すと呼び出される。
onmousemove    ユーザがマウスを動かすと呼び出される。
onmouseout    ユーザがマウスを動かしてカーソルが要素の外に出たときに呼び出される。
onmouseover    ユーザがマウスを動かしてカーソルが要素の中に入ったときに呼び出される。
onmouseup    ユーザがマウスのボタンを離すと呼び出される。

解説

HTMLElementオブジェクトは、HTML要素(Anchor、Form、Image、Input、Link等)を表すすべてのクラスの親クラスです。IE 4のドキュメントオブジェクトモデルでは、ドキュメント内のすべてのHTML要素にアクセスできます。そして、それらの要素に継承されるたくさんのプロパティとメソッドを定義しています。さらに、HTMLElementオブジェクトはたくさんのイベントハンドラも定義しています。このイベントハンドラは、IE 4とNavigator 4の両方に実装されています。

関連項目

AnchorFormImageInputLink、14章、15章



HTMLElement.all[]プロパティ ・・・ ある要素の中にあるすべての要素

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.all[]

解説

all[]プロパティはelement内にあるすべての要素を含む配列です。all[]プロパティは、プログラムに書かれた順番で要素を配列に格納しています。このプロパティはDocument.all[]プロパティと同じ機能を持っています。

関連項目

Document.all[]



HTMLElement.children[]プロパティ ・・・ 要素の直接の子要素

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.children[]

解説

children[]プロパティは、element内の直接の子要素を含む配列です。



HTMLElement.classNameプロパティ ・・・ CLASS属性の値

対応バージョン

クライアントサイドIE 4、DOMドラフト

コーディング形式

element.className

解説

classNameプロパティは、要素のCLASS属性の値を指定する読み書き可能な文字列です。このプロパティを使えば、CSSの使用ができます。



HTMLElement.contains()メソッド ・・・ ある要素が含まれているかどうか調べる

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.contains(target)

引数

target	HTMLElementオブジェクト。

リターン値

elementtargetを含んでいればtrue、含んでいなければfalseを返す。



HTMLElement.documentプロパティ ・・・ この要素を含んでいるDocumentオブジェクト

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.document

解説

IE 4のDHTMLでは、documentプロパティはこの要素を含んでいるDocumentオブジェクトを参照します。



HTMLElement.getAttribute()メソッド ・・・ 属性の値を得る

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.getAttribute(name)

引数

name	属性の名前。

リターン値

elementが持っている属性のうち、指定した名前の属性値を返します。指定した名前の属性を持っていない場合は、nullを返します。



HTMLElement.handleEvent()メソッド ・・・ Window.handleEvent()を参照



HTMLElement.idプロパティ ・・・ ID属性の値

対応バージョン

クライアントサイドIE 4、DOMドラフト

コーディング形式

element.id

解説

idプロパティは、要素が持っているID属性の値を表す読み書き可能な文字列です。このプロパティは、要素に一意な名前を割り当てるのに使用します。



HTMLElement.innerHTMLプロパティ ・・・ 要素内のHTMLテキスト

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.innerHTML

解説

IE 4のDHTMLでは、innerHTMLelement内のHTMLテキストを表す読み書き可能な文字列です。このHTMLテキストでは、element自身の開始タグと終了タグを含みません。このプロパティを設定すると、elementの内容を指定したHTMLテキストに置き換えることができます。ドキュメントを読み込んでいる最中は、このプロパティを設定できないことに注意してください。



HTMLElement.innerTextプロパティ ・・・ element内のテキスト

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.innerText

解説

IE 4のDHTMLでは、innerTextelement内のプレーンテキストを表す読み書き可能な文字列です。このプレーンテキストでは、element自身の開始タグと終了タグを含みません。このプロパティを設定すると、指定したプレーンテキストでelementの内容を置き換えることができます。ドキュメントを読み込んでいる最中は、このプロパティを設定できないことに注意してください。



HTMLElement.insertAdjacentHTML()メソッド ・・・ ある要素の周りにHTMLテキストを挿入する

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.insertAdjacentHTML(where, text)

引数

where テキストを挿入する場所を指定する文字列。「BeforeBegin」を指定すると、textelementのタグが始まる前の位置に挿入されます。「AfterBegin」を指定すると、textelementのタグが始まったあとの位置に挿入されます。「BreforeEnd」を指定すると、textelementのタグが終わる前の位置に挿入されます。「AfterEnd」を指定すると、textelementのタグが終わった後の位置に挿入されます。
text 挿入するHTMLテキスト。

解説

insertAdjacentHTML()メソッドを使うと、elementの中または隣にtext(HTML)が挿入されます。位置は引数whereで指定します。



HTMLElement.insertAdjacentText()メソッド ・・・ ある要素の周りにプレーンテキストを挿入する

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.insertAdjacentText(where, text)

引数

where    テキストを挿入する場所を指定する文字列。「BeforeBegin」を指定すると、textelementのタグが始まる前の位置に挿入されます。「AfterBegin」を指定すると、textelementのタグが始まったあとの位置に挿入されます。「BreforeEnd」を指定すると、textelementのタグが終わる前の位置に挿入されます。「AfterEnd」を指定すると、textelementのタグが終わったあとの位置に挿入されます。
text    挿入するプレーンテキスト。

解説

insertAdjacentText()メソッドを使うと、elementの中または隣にtext(プレーンテキスト)が挿入されます。位置は引数whereで指定します。



HTMLElement.langプロパティ ・・・ LANG属性の値

対応バージョン

クライアントサイドIE 4、DOMドラフト

コーディング形式

element.lang

解説

langプロパティは、elementが持っているLANG属性の値を表す読み書き可能な文字列です。



HTMLElement.offsetHeightプロパティ ・・・ 要素の高さ

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.offsetHeight

解説

IE 4のDHTMLでは、offsetHeightプロパティは、要素とその内容の高さをピクセル数で表します。



HTMLElement.offsetLeftプロパティ ・・・ 要素のX座標

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.offsetLeft

解説

IE 4のoffsetLeftプロパティは、elementのX座標を表します。このX座標は、offsetParentプロパティで表される要素からの相対座標です。



HTMLElement.offsetParentプロパティ ・・・ この要素の座標システムを定義している親要素

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.offsetParent

解説

IE 4のDHTMLでは、offsetParentプロパティは座標システムを定義している親要素を表します。offsetLeftプロパティやoffsetTopプロパティは、このシステムを使って計算されます。ほとんどの要素では、offsetParentプロパティはその要素を含むDocumentオブジェクトになります。しかし、親要素が動的に配置される場合は、その動的に配置される要素がoffsetParentプロパティになります。例えば、列に応じて配置されるテーブルのセルなどが当てはまります。



HTMLElement.offsetTopプロパティ ・・・ 要素のY座標

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.offsetTop

解説

IE 4のDHTMLでは、offsetTopプロパティはelementのY座標を表します。このY座標は、offsetParentプロパティで表される要素からの相対座標です。



HTMLElement.offsetWidthプロパティ ・・・ 要素の幅

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.offsetWidth

解説

IE 4のDHTMLでは、offsetWidthプロパティは、要素とその内容の幅をピクセル数で表します。



HTMLElement.onclickハンドラ ・・・ ユーザが要素をクリックしたときに呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onClick="handler" ... >
  element.onclick

解説

HTMLElementオブジェクトのonclickプロパティは、ユーザがelementをクリックしたときに呼び出されるイベントハンドラを表しています。onclickプロパティは、onmousedownプロパティとは違うことに注意してください。mousedownイベントが発生し、そのあとにmouseupイベントが同じ要素に発生しないと、clickイベントは発生しません。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonClick属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonclickハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。
Navigator 4では、Event.whichプロパティが押されたマウスのボタンを表します。IE 4では、Event.buttonが押されたマウスのボタンを表す番号を表します。

関連項目

EventInput.onclick、15章



HTMLElement.ondblclickハンドラ ・・・ ユーザが要素をダブルクリックしたときに呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onDblClick="handler" ... >
  element.ondblclick

解説

HTMLElementオブジェクトのondblclickプロパティは、ユーザがelementをダブルクリックしたときに呼び出されるイベントハンドラを表しています。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonDblClick属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがondblclickハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。

関連項目

Event、15章



HTMLElement.onhelpハンドラ ・・・ ユーザがF1を押したときに呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

<ELEMENT onHelp="handler" ... > 
  element.onhelp

解説

elementonhelpプロパティは、elementにキーボードフォーカスがあるときにユーザがF1キーを押すと呼び出されるハンドラです。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグ(<BODY>;または<FRAMESET>;)のonHelp属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
onhelpハンドラが呼び出されると、IE 4は組み込みヘルプウィンドウを表示します。



HTMLElement.onkeydownハンドラ ・・・ ユーザがキーを押下したときに呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onKeyDown="handler" ... >
  element.onkeydown

解説

HTMLElementオブジェクトのonkeydownプロパティは、その要素上でユーザがキーを押下すると呼び出されるハンドラです。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonKeyDown属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonkeydownハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。

Navigator 4では、押下されたキーの文字コードはEventオブジェクトのwhichプロパティが持っています。IE 4では、EventオブジェクトのkeyCodeプロパティになります。このキーコードは、String.fromCharCode()を使って文字列に変換することができます。押された修飾キーは、Navigator 4ではEvent.modifiersプロパティで、IE 4ではEvent.shiftKeyや他の関連するメソッドで判断します。

Navigator 4では、このハンドラにfalseを返させると、キーイベントの処理を中止します。IE 4では、Event.returnValueプロパティをfalseにすると、キーイベントの処理を中止します。また、IE 4では、ユーザが実際に押したキーのかわりに使うキーコードを返すこともできます。
onkeydownハンドラとonkeyupハンドラではなく、onkeypressハンドラの使用のほうが多いでしょう。

関連項目

EventHTMLElement.onkeypress、15章



HTMLElement.onkeypressハンドラ ・・・ ユーザがキーを押下すると呼ばれるハンドラ

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onKeyPress="handler" ... >
  element.onkeypress

解説

HTMLElementオブジェクトのonkeypressプロパティは、その要素上でユーザがキーを押下すると呼び出されるハンドラです。keydownイベントが発生して、keyupイベントが発生する前にkeypressイベントが発生します。keypressイベントとkeydownイベントは似ています。いちいちkeyupイベントを受け取ることを気にしたくなければ、onkeydownハンドラではなく、onkeypressハンドラを使ったほうがよいでしょう。

このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonKeyPress属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonkeypressハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。
Navigator 4では、押下されたキーの文字コードはEventオブジェクトのwhichプロパティが持っています。IE 4では、EventオブジェクトのkeyCodeプロパティになります。このキーコードは、String.fromCharCode()を使って文字列に変換することができます。押された修飾キーは、Navigator 4ではEvent.modifiersプロパティで、IE 4ではEvent.shiftKeyや他の関連するプロパティで判断します。

Navigator 4では、このハンドラにfalseを返させると、キーイベントの処理を中止します。IE 4では、Event.returnValueプロパティをfalseにすると、キーイベントの処理を中止します。また、IE 4では、ユーザが実際に押したキーのかわりに使うキーを返すこともできます。

関連項目

Event、15章



HTMLElement.onkeyupハンドラ ・・・ ユーザがキーを離すと呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onKeyUp="handler" ... >
element.onkeyup

解説

HTMLElementオブジェクトのonkeyupプロパティは、その要素上でユーザがキーを離すと呼び出されるハンドラです。

このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonKeyUp属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonkeyupハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。

関連項目

EventHTMLElement.onkeydown、15章



HTMLElement.onmousedownハンドラ ・・・ ユーザがマウスのボタンを押すると呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onMouseDown="handler" ... >
  element.onmousedown

解説

HTMLElementオブジェクトのonmousedownプロパティは、その要素上でユーザがマウスのボタンを押すと呼び出されるハンドラです。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonMouseDown属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonmousedownハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。
Navigator 4では、どのマウスのボタンが押されたかという情報をEvent.whichプロパティが持っています。IE 4では、Event.buttonプロパティになります。

関連項目

EventHTMLElement.onclick、15章



HTMLElement.onmousemoveハンドラ ・・・ ユーザが要素内でカーソルを動かすと呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onMouseMove="handler" ... >
 element.onmousemove

解説

HTMLElementオブジェクトのonmousemoveプロパティは、その要素上でユーザがカーソルを動かすと呼び出されるハンドラです。

このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonMouseMove属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonmousemoveハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。
onmousemoveハンドラが定義されると、element内でカーソルが動くたびに大量のmousemoveイベントが発生し、そのハンドラが呼び出されることになります。onmousemoveハンドラに呼び出される関数を定義するときは、このことを覚えておいてください。
Navigator 4では、個々の要素に対してこのイベントハンドラを定義することはできません。代わりに、Windowオブジェクト、Documentオブジェクト、Layerオブジェクトがmousemoveイベントを受け取るように登録します。この登録には、captureEvents()メソッドを使います。

関連項目

EventWindow.captureEvents()、15章



HTMLElement.onmouseoutハンドラ ・・・ カーソルが要素の外に出ると呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

 <ELEMENT onMouseOut="handler" ... >
 element.onmouseout

解説

HTMLElementオブジェクトのonmouseoutプロパティは、カーソルがelementの外に出ると呼び出されるハンドラです。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonMouseOut属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonmouseoutハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。

関連項目

EventLink.onmouseout、15章



HTMLElement.onmouseoverハンドラ ・・・ カーソルが要素と重なると呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onMouseOver="handler" ... >
 element.onmouseover

解説

HTMLElementオブジェクトのonmouseoverプロパティは、カーソルがelementと重なると呼び出されるハンドラです。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonMouseOver属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonmouseoverハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。

関連項目

EventLink.onmouseover、15章



HTMLElement.onmouseupハンドラ ・・・ ユーザがマウスのボタンを離すと呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.2、HTML 4.0

コーディング形式

<ELEMENT onMouseUp="handler" ... >
 element.onmouseup

解説

HTMLElementオブジェクトのonmouseupプロパティは、その要素上でユーザがマウスのボタンを離すと呼び出されるハンドラです。
このプロパティの初期値は、オブジェクトが定義されているHTMLタグのonMouseUp属性で指定されたJavaScript文を含む関数です。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウィンドウではなく、その要素になります。
Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonmouseupハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含むWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。
Navigator 4では、どのマウスのボタンが離されたかという情報を持っているのはEvent.whichプロパティです。IE 4では、Event.buttonプロパティになります。

関連項目

EventHTMLElement.onclick、15章



HTMLElement.outerHTMLプロパティ ・・・ 要素のHTML

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.outerHTML

解説

IE 4のDHTMLでは、outerHTMLはelement内のHTMLテキストを表す読み書き可能な文字列です。このHTMLテキストでは、element自身の開始タグと終了タグを含みます。このプロパティを設定すると、指定したHTMLテキストでelementの内容を置き換えることができます。ドキュメントを読み込んでいる最中は、このプロパティを設定できないことに注意してください。



HTMLElement.outerTextプロパティ ・・・ 要素のテキスト

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.outerText

解説

IE 4のDHTMLでは、outerTextはelement内のプレーンテキストを表す読み書き可能な文字列です。このプレーンテキストでは、element自身の開始タグと終了タグを含みます。このプロパティを設定すると、指定したプレーンテキストでelementの内容を置き換えることができます。ドキュメントを読み込んでいる最中は、このプロパティを設定できないことに注意してください。



HTMLElement.parentElementプロパティ ・・・ 親要素

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.parentElement

解説

IE 4のDHTMLでは、parentElementプロパティは読み出し専用のプロパティで、elementの直接の親要素を表します。



HTMLElement.removeAttribute()メソッド ・・・ 属性を削除する

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.removeAttribute(name)

引数

name	削除する属性の名前。

リターン値

成功したらtrue、失敗したらfalseを返す。

解説

removeAttribute()メソッドは、elementから属性nameを削除します。elementnameという名前の属性を持っていない場合は、falseを返します。



HTMLElement.scrollIntoViewメソッド ・・・ 要素を見える状態にする

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.scrollIntoView(top)

引数

top    画面をスクロールさせる際に要素の配置を指定する論理値。この引数は省略できます。trueか省略された場合、elementは画面の上部に表示されます。falseの場合、elementは画面の下部に表示されます。

解説

scrollIntoView()メソッドを使うと、elementを含むドキュメントをスクロールして、elementが見える状態になります。このとき、elementの上部が表示領域の上部に配置するようにしたり、elementの下部が表示領域の下部に配置したりできます。



HTMLElement.setAttribute()メソッド ・・・ 属性の値を設定する

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.setAttribute(name, value)

引数

name	設定したい属性の名前。
value	その属性に設定したい値。

解説

setAttribute()メソッドは、elementの属性namevalueを設定します。



HTMLElement.sourceIndexプロパティ ・・・ Document.all[]プロパティ内での要素のインデックス

対応バージョン

クライアントサイドIE 4

コーディング形式

element.sourceIndex

解説

IE 4のDHTMLでは、Document.all[]プロパティ内でのelementのインデックスをsourceIndexプロパティは表します。



HTMLElement.styleプロパティ ・・・ 要素のインラインCSSスタイル

対応バージョン

クライアントサイドIE 4、DOMドラフト

コーディング形式

element.style

解説

styleプロパティは、elementのCSS Styleオブジェクトを表しています。このStyleオブジェクトのプロパティを設定すると、elementの見栄えが変わります。



HTMLElement.tagNameプロパティ ・・・ 要素のタグの種類

対応バージョン

クライアントサイドIE 4、DOMドラフト

コーディング形式

element.tagName

解説

tagNameプロパティは、elementが定義されているHTMLタグの名前を指定する、読み出し専用の文字列です。



HTMLElement.titleプロパティ ・・・ 要素のタイトル

対応バージョン

クライアントサイドIE 4、DOMドラフト

コーディング形式

element.title

解説

titleプロパティは、elementが定義されたタグのTITLE属性値を表します。このプロパティは、読み書き可能な文字列になります。たいていのブラウザは、要素の「ツールチップ」としてこの文字列を使います。



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