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Index: B

blur() Boolean Boolean.toString()
Button Button.onclick Button.value





blur()メソッド ・・・ Window.blur()を参照



Booleanオブジェクト ・・・ 論理値のサポート

対応バージョン

コアJavaScript 1.1、ECMA-262

コンストラクタ

new Boolean(value) 	コンストラクタ関数
Boolean(value)      	変換関数

引数

value	Booleanオブジェクトが保持する値。または、論理値に変換する値。

リターン値

Boolean()がnew演算子を使ってコンストラクタとして呼び出されると、引数を論理値に変換してBooleanオブジェクトを返します。このオブジェクトは、変換された論理値を保持しています。Boolean()new演算子を使わずに関数として呼び出されると、引数を単純に論理値型の値に変換して、その変換した値を返します。
0、NaN、null、空の文字列""はすべてfalseに変換されます。それ以外の値(文字列の"false"も含む)はすべてtrueに変換されます。

メソッド

toString()Booleanオブジェクトに対応する論理値に応じて、trueまたはfalseが返されます。

解説

論理値はJavaScriptの基本的なデータ型の1つです。Booleanオブジェクトは論理値を包むラッパーの役割を果たします。Booleanオブジェクトは、論理値を文字列に変換するために使うtoString()メソッドのために存在します。toString()メソッドを呼び出すと、JavaScriptが内部的に論理値を一時的なBooleanオブジェクトに変換し、toString()メソッドを呼べ出せるようにします。

関連項目

Object



Boolean.toString()メソッド ・・・ 論理値を文字列に変換する

対応バージョン

コアJavaScript 1.1、ECMA-262

コーディング形式

b.toString()

リターン値

Boolean変数またはBooleanオブジェクトbの値に基づいて"true"と"false"のどちらかが返されます。



Button要素 ・・・ 画面に表示するプッシュボタン

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0、JavaScript 1.1で機能拡張

継承元

Input、HTMLElement

コーディング形式

form.button_name
form.elements[i]

プロパティ

Button要素はInputオブジェクトとHTMLElementオブジェクトのプロパティを継承し、次のプロパティを定義または上書きしています。

value    HTMLのVALUE属性に設定した読み出し専用の文字列。Button要素に表示する値を示します。

メソッド

Button要素はInputオブジェクトとHTMLElementオブジェクトからメソッドを継承します。

イベントハンドラ

Button要素はInputオブジェクトとHTMLElementオブジェクトからイベントハンドラを継承し、次のイベントハンドラを定義または上書きしています。
onclick	ボタンがクリックされると、呼び出されます。

HTML構文

Button要素は、HTMLの<INPUT>タグで生成します。
<FORM>
    ...
  <INPUT
    TYPE="button"         ボタンと指定する。
    VALUE="label"         ボタンに表示するテキスト。valueプロパティと同じ。
    [ NAME="name" ]       ボタンを参照するとき使用する名前。nameプロパティと同じ。
    [ onClick="handler" ] ボタンがクリックされたときに実行するJavaScript文。
  >
    ...
</FORM>

解説

Button要素とは、HTMLドキュメント内のフォームに表示するプッシュボタンのことです。valueプロパティはボタンで表示するテキストを保持します。nameプロパティはボタンを参照するときに使用する名前を格納します。ユーザがボタンをクリックすると、onClickイベントハンドラが呼び出されます。

使用上のヒントと注意

Webページの中で何らかのアクションをユーザに求める場所にButton要素を配置します。同じ目的でLinkオブジェクトも使用できますが、ハイパーテキストリンクをたどる目的以外は、Button要素の使用をお勧めします。ユーザにとっては、Button要素のほうが何かのアクションをすべきであることが明瞭にわかるからです。
そのほか、Button要素には、フォームを送るSubmit要素や、フォームの値をリセットするReset要素があります。フォームを処理するには、通常これらの要素があれば十分なので、新たにボタンを生成する必要はありません。

使用例

<FORM name="form1">
    <INPUT type="button"
        name="press_me_button"
        value="Press Me"
        onClick="username = prompt('What is your name?',")"
    >
</FORM>

関連項目

FormHTMLElementInputResetSubmit



Button.onclickハンドラ ・・・ ボタンがクリックされたときに呼び出される

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0

コーディング形式


<INPUT TYPE="button" VALUE="button-text" onClick="handler">
button.onclick

解説

onclickプロパティは、ユーザがボタンをクリックしたときに呼び出されるイベントハンドラへの参照です。詳細はHTMLElement.onclickハンドラを参照してください。HTMLElement.onclickハンドラと違って、Button.onclickハンドラはJavaScript 1.0からサポートされていることに注意してください。

関連項目

HTMLElement.onclick、15章



Button.valueプロパティ ・・・ ボタンに表示するテキスト

対応バージョン

クライアントサイドJavaScript 1.0

コーディング形式

button.value

解説

valueは、Buttonオブジェクトのプロパティで、読み出し専用の文字列です。ボタンに表示するテキストを格納します。HTMLの<INPUT>タグのVALUE属性でこのプロパティの値を設定します。



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