メイキング of
「ふじっぴー」アニメーション
2001年4月 長嶋洋一
「第4期虎の穴」のテーマとして、「ふじっぴー」アニメーション化に挑戦して
いますが、実際にはDirectorでアニメ化までしている学生はとても少なくて(^_^;)、
大部分は各種目ごとに「ふじっぴー」のコマ割り静止画を制作しているという
のが現実です。
そこで、学生静止画の「使用前」とDirector化した「使用後」を紹介しつつ、
Directorについてお勉強するイントロとして簡単に紹介してみましょう。
まず、先頭に立ってアニメーションのノルマを達成してしまった、先駆者・大山さん
の作品を例に紹介してみます。
このページ
にある最初の2作品の試作のうちの一つ、大山さんがDirectorで持ってきた最初の
ムービーは
これ
でした。ステージもVGAフルサイズですし、流れとしてはややイマイチでした。
これを、コマ割りした静止画の原画にはまったく手を加えずに、配置だけ多少
アレンジしたものが、
これ
です。
これでは違いがあまり判りませんが(^_^;)、別の例で見てみましょう。
ちょうど、川崎さんが試作を持ってきてくれたので、これをサンプルとして
みましょう。川崎さんが制作した「フェンシング」の6ポーズは、
以下のものです。
なかなか細かいですね。(^_^)
これを
このように
Directorに1枚ずつキャストとして取り込み、単純に画面中央に
置いて、コマ送りしたムービーをまず作ってみます。
実際には、作ったDirectorムービーを
このように
AfterburnerというツールでShockwaveファイルに変換するのですが、
最近のDirectorならここまで簡単にやってくれます。
このように
焼き固めた結果、ムービーとしては
のようになりました。
しかしこれでは淋しいので(^_^;)、いよいよここからが「補作」の
作業です。原画には何も手を加えず、時間的・空間的配置だけを
「制作」していきます。
まずは、6ポーズのキャストをそれぞれ1回ずつ並べたものを、そのまんま
あと2回コピーして、全部で18フレームとしました。そして、前半で
画面右側に行き、後半で戻ってくる、という位置設定をごくごくラフに
置いたものが、下のムービーです。だいぶそれっぽいでしょう。(^_^)
そして、ここからは細かい微調整、さらに一番先端ではちょっとだけ
画像を横に引き延ばしたりして、以下のようなものができました。
原画がよければ、こういうカンジで進みますが、千葉クンのように
最小限の原画の場合(^_^;)には、
こういう
テクニックでしのぐ場合もあります。(^_^;)
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